相模原の農風景を通じて、相模原の農業情報をお届けします。
8月は相模原でとれる果物をぞんぶんに味わえる季節です。
相模原市ではブドウ、ブルーベリー、梨などが主に生産されていますが、いずれも8月に旬を迎えます。
その中でもブドウは、7月の長雨と日照不足による果実への影響が心配されましたが、
8月に入り梅雨が明けると天気も回復し、順調に育ちはじめました。
今年採れた相模原のブドウたち
どの品種も1房手に取れば、スーパーで売られているものとは比べ物にならないほど、ずっしりとした重みがあり、1粒1粒がまん丸のパンパンで皮にハリがあります。
≪品種の特徴≫
①デラウエア 甘みと酸味のバランスの良い果肉と果汁がプチプチとはじけます。
②ブラックビート ピオーネと藤稔の交配種。果肉が締まっていて食べ応えがあります。
③ハニービーナス 白系ブドウにしてはクセがなく食べやすいです。
④バッファロー 中粒種。とても甘くて満足感があります。
⑤藤稔(ふじみのり) 大きさもさることながら甘みと酸味が絶妙で食べやすいです。
⑥ピオーネ 巨峰に比べて柔らかみのある味と香りです。
⑦巨峰 見た目、味そして香りも大胆に甘くて芳醇です。
⑧クイーンニーナ 強い甘みの中にふんわりとした酸味があります。
⑨シャインマスカット 一口食べると、爽やかな香り、甘み、そして濃厚な香りが順にやってきます。
甘くて香り豊かな美味しいブドウですが、実がなるまでには農家さんのたくさんの手間と時間がかけられています。
◆「さがみはらの農風景~8月【後半】ブドウができるまで〜」の記事に続きます。