さがみはらの農風景  ~9月【前半】パンジーの種まき〜

相模原の農風景を通じて、相模原の農業情報をお届けします。

 

8月の暑さが残る9月は、冬の花壇を彩るパンジーの種を播く時期です。

冬が咲き盛りのパンジーはこの時期が絶好の種まきのシーズンです。

 

夏の暑さがしぶとい9月上旬、城山の八木花園さんではパンジーの種を播いていました。

 

セルトレー(またはプラグトレー)にたっぷりと土をかけて、

 

そして、表面をならします。

 

キレイです。

 

その後、ならしたトレーの上からさらにトレーを押し付けて、セルの土の中に穴をあけます。

 

①パンジーの種②ビオラの種 ゴマより一回り小さいです。

セルの中に1粒ずつパンジーの小さな種を播いていきます。

 

1週間程経つと小さな芽が出てきます。

 

本葉が2~3枚になったらポットに植え替えて、根をしっかり張らせ元気なパンジーを育てていきます。

種をただ土に播くのではなく、苗としてしっかり育てるのが見所です。

 

八木花園さんでは、この時期に約2 万粒のパンジーの種を植え、そのうちの約8 割を出荷します。

 

今年の12月にはシクラメン・パンジーの共進会が実施されるので、その時までにどんなきれいな花が咲くのかがとても楽しみです。

昨年の共進会の様子。

◆「さがみはらの農風景~9月【後半】冬野菜の種まき〜」の記事に続きます。