相模原市民の食卓を鮮やかに彩る にんじん
相模原産にんじんは、昭和30年頃から麻溝地区を中心に生産が続けられています。火山灰土の厚い黒ボク土に被われた相模原の大地は、根菜類の栽培に適しており、にんじんは栄養豊富で様々な料理に生かしやすいため、昔から相模原市民の食卓を鮮やかに彩ってきました。生で食べても、加熱しても美味しいのが特徴です。
にんじんの生産時期
相模原産にんじんは、7月下旬~8月中旬頃までが播種(種まき)の時期、11月~3月頃までが収穫の時期です。
出荷のピークはちょうど年末で、お正月料理の色添えにもぴったりです。
また、さがみはらの名産品「やまといも」の裏作(主で栽培している作物を栽培する畑に時期を変えて別の作物を栽培すること)としてにんじんを栽培する生産者もいます。
生産者紹介 志村佳男さん
先代から引継ぎ、家族でにんじん栽培を行っている志村さん。
主な出荷先は市内外の市場やベジたべーな等の直売所で、美味しいにんじん栽培に欠かせない「土づくり」には特にこだわっていると話します。
栽培の傍ら地元小学生の食農教育にも力を入れており、お客さんからの「美味しい」や「野菜嫌いの子供が、このにんじんなら残さず食べられた」等の反応がやりがいに繋がっているとのこと。
最後に志村さんから皆さまへメッセージ
「あまり知られていませんが、相模原にはにんじんをはじめとした美味しい野菜が沢山あります。是非新鮮なさがみはらの野菜を味わってみてください。」